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活動内容

いっぷく会便り 2017年10月号

平成29年10月1日 発行
NPO法人 KHJ全国ひきこもり家族会連合会 静岡県「いっぷく会」
会長 中村 彰男

日時
平成29年9月10日(日)
テーマ
「ひきこもり つながる・かんがえる 対話交流会」
会場
静岡県男女共同参画センター「あざれあ」


PDFファイル201710.pdfLinkIcon

9月例会のご報告

9月例会は、9月10日(日)静岡県男女共同参画センター「あざれあ」501会議室で開催しました。

◆準備会 10時~
15名の参加をいただきました。
まず「いっぷく会便り9月号」「静精診講演会案内」「10月~12月学習会案内」「KHJ全国大会inTOKYO」「9月個別相談会案内」などを入れて、参加者への配布、欠席者・関係機関への郵送作業を行いました。
そして、午後の「つな・かん」の事前打ち合わせに参加して、会の持ち方などについて確認しました。
あとは昼食をとりながら、いつもの通り楽しい歓談の時間を過ごしました。

◆例会 13時受付、13時30分~16時40分 参加者は会員40名、経験者、支援者など含め合計57名
9月の例会は、KHJ本部主催の「ひきこもり つながる・かんがえる 対話交流会」(通称 つな・かん)に共催という形で一緒に取組ませていただきました。この「つな・かん」は、赤い羽根福祉基金の助成を受けてKHJ本部が主催し、全国各地で開催しているもので、昨年度4ヵ所、本年度10ヵ所で開催しているものです。

~ 対話の力で、何かの変化を起こす種を育む ~
「つな・かん」は、地域で新しいつながりの場を、どう生み出しどう継続していくかを考える場です。
偏見や排除のない多様な生き方、これからの社会のあり方を語り合える場です。
立場を超えた対等な関係で、参加者同士が知り合い、考えや思いを分かち合える場です。
「つな・かん」は、対話を通して、新しいアイデアに共鳴した人同士がつながりを育み、アクションを模索していきます。

  • 対話の場とは、
    参加者みんなで作る場です。
    講演会のように答えをもらうのではなく、みんなで考えて答えを見つけましょう。
    話をしなくて他の人の話を聴いて、考えるだけでも大丈夫です。居心地が良いことが大切です。
  • 対話のときのお願い
    1. 個人的な話をこの場限りで。⇒安心・安全のお時間であるために。
    2. ご自身のお話は簡潔に。⇒いろんな方が話せるように。
    3. 相手の話は“うなずき”多めに。⇒反応してもらえると、話しやすくなります。

まず、いっぷく会中村会長のあいさつに続いて
KHJ本部からの運営スタッフといっぷく会役員が協力して運営にあたりました。
話し合いのテーマは、次の7グループに分かれ、グループのファシリテーター(司会進行役)からどんな話し合いをしたいか・・・という説明があった。テーマは次の通りでした。

  1. 当事者主体のひきこもり支援について考える
  2. 親が求める自立と、子が望む自立とは?
  3. 無条件の肯定的関心はどこまで?
  4. 信頼できる親とは?
  5. 悩みを出しあう、聞きあう
  6. ちょっと変でもいいじゃない?
  7. 見学席

対話ラウンド1、2で、休憩をはさんで、自由にテーマの移動を促しました。
そして、全体の共有という事で、各グループでどんな話があったか、話のポイントを発表しました。
いっぷく会では、従来「グループでの話し合い」を行っていましたので、自由な話し合いはしてきましたがテーマを絞っての話し合い、多様な人(家族、当事者、経験者、支援者など)の話し合いはとても良かったようです。(アンケート後日)
ただ、このひきこもり問題への対応は「これが正しい」「こうあるべきだ」という事ではありませんので、このような話し合いの中から、一つでもヒントになるものが得られれば・・・と思いました。
また、今回の「つな・かん」を開催したことにより、この手法を今後の会の運営に生かしていければ幸いです。

11月例会のお知らせ

日時 :平成29年11月12日(日) 13:15 ~ 16:30 (受付 13:00~)
会場 :静岡県男女共同参画センター「あざれあ」 4F 第2会議室
<連続学習会テーマ> 『 ひきこもりを多角的に捉えてみる 』
(講師)人間関係と心の相談舎 代表 菊池 恒氏

※事前の参加申し込みは必要ありません、当日会場へお越し下さい。
<参加費>今年度も赤い羽根共同募金からの助成金交付が決定しましたので
1家族 500円、 初参加の方および当事者の方 無料

尚、当日10時より準備会を同場所で行っています。会報の発送作業や家族同士の歓談などを行っています。家族、当事者の方など、どなたでも参加できます。むしろ、来ていただく方が多いほうが準備の都合上助かります。例会時とは一味違った雰囲気で、気楽なお話もできます。
また、居場所として活用するのもひとつの方法です。是非、皆さんのご参加をお待ちしています。

支援機関の紹介です

「ひきこもり」の支援に関わっている機関や団体が充実してきています。
いっぷく会便りにおいて、スペースの許す範囲で順次ご紹介してまいります。

★静岡県ひきこもり支援センター

開設5年目を迎えて体制・内容も充実してきています。概要は以下の通りです。

【場 所】静岡市駿河区有明町2-20 静岡県精神保健福祉センター内
【対 象】静岡県内に住んでいる当事者本人、その家族です
但し、静岡市民、浜松市民はそれぞれ住んでいる市の「ひきこもり地域支援センター」にご相談下さい。(政令指定都市は単独でセンターを開設しています)

【相談はどうすれば?】

<電話相談>
まずは電話を下さい。専用電話054-286-9219
受付は、月曜日~金曜日 10時~12時、13時~15時、
但し、祝日および年末年始は除きます。
現在の本人の様子などを伺い、その方に合った支援を考えていきます。

<面接相談>

  1. 来所相談
    本人や家族から、現在の本人の様子について話を聞き、状況に応じた関わり方や今後の支援を一緒に考えてゆきます。(要予約、無料)
    県内各所に健康福祉センターがあり、そこでの利用も可能です。
  2. 家族教室
    家族が、ひきこもりについて学んだり、家族同士が交流したりできる場です。
  3. 訪問支援・同行支援
    状況に応じて本人の了解を得た上で自宅に訪問したり、外出に同行して活動したりします。
  4. 居場所支援
    当事者の居場所を下田、沼津、焼津、袋井の4ヵ所に開設しています。
    安心して過ごせる場を提供し、各種プログラムを実施して、他者との関わりを通して社会への参加を促すための支援を行っています。

<その他>

◆まずは相談することからはじめてみませんか・・・
本人だけでなく、家族のみでの相談でも、続けることによって家庭内に変化をもたらすと言われています。ちょっとした変化の積み重ねが、ひきこもりの相談では大切です。
是非とも継続してみて下さい。 とのことです。

「個別相談会」のお知らせ

日時:平成29年 11月25日(土) 9:30 ~ 21:00
                               26日(日) 9:30 ~ 18:00
場所:静岡市番町市民活動センター 2階 小会議室
(カウンセラー) 「人間関係と心の相談舎」代表 菊池 恒 先生

相談時間 1家族=50分 80分 110分の各コース(会員限定・有料)
お申込み・お問い合わせは TEL・FAX 054-245-0766(中津川)まで


8月例会での「体験を語る」が静岡新聞に掲載されました。ご覧になってください。


《会長コラム》
先日北陸へ旅をしました。「県立美術館友の会」主催の企画でしたので富山市の富山県美術館、金沢市の金沢21世紀美術館がメイン。バス車中の時間が長く行程はハードでしたが、久し振りで異郷の地を歩いてまいりました。
思えば私たち親も、いつの間にか子ども同様ひきこもりがちになってはいないでしょうか。
時には非日常の世界に身を置いてみることも、心身のリフレッシュに必要かと考えます。
皆さんも可能な限り積極的に動いてみましょう。


初めてご参加の方、初回は体験として無料です。その後よろしければいつでも入会手続き
ができます。年会費は6000円で、出席した時には参加費のご負担をお願いします。
その他、いっぷく会へのお問い合わせは事務局までお願いします。
事務局 電話・FAX 054-245-0766 担当 中津川

連続学習会は「赤い羽根共同募金」の助成を受けて運営されています。

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